
<更新日:2017年8月30日>
こんにちは!hanaeです。
いつもはCRプログラムに関する記事を書いていますが、今回はスペシャルゲストをお招きしてのインタビュー記事をお届けします。
ディズニースプリングスにあるシルクドゥソレイユの「La Nouba」にご出演されている、深見健太さんに「La Noubaのパフォーマンスへの意気込み」をお聞きいたしました!
唯一の日本人パフォーマーである深見健太さん
2016年11月から、La Noubaのブレイクダンスに日本人パフォーマーである深見健太さんがご出演されています。
www.hanae-cr.com
今回はその深見健太さんに直接インタビューをさせていただきました。
シルクドゥソレイユへ入団した経緯や、La Noubaの魅力、そしてパフォーマンスに対する意気込みをお伺いしました。
(以下、「」内青色は深見健太さん談)
ディズニーシーでも活躍されていた健太さん

<登場の瞬間の深見健太さん。>
健太さんは日本ではどのような活動をされていましたか?
健太さん:
「実家がダンススタジオなので、実家に帰った時はレッスンを手伝ったりしていました。
他にはディズニーシーでブレイクダンスをやらせていただいたり、ジャニーズさんの舞台で踊らせて頂いた経験もあります。
フリーでその時その時で活動させて頂いております。」
ディズニーシーでもブレイクダンスをされていたのですね!ご実家がダンススタジオということは…ダンスは健太さんの人生の一部になっていますね!
最初はイタズラかと思ったLa Nouba出演決定
La Nouba出演は突然決まったとお聞きしていますが…。
その時のお気持ちはお気持ちはいかがでしたか?
健太さん:
「驚き…ですよね。
シルクドゥソレイユのオーディションに受かって登録アーティストになっても、作品に呼ばれるのが1番難しいと聞いていました。
ですから、最初メッセージが来た時は……本っっっ当に信じられなくて…!悪戯かと思ってました!!」
シルクドゥソレイユはオーディションも大変ですが、作品に呼ばれるのが難しい…。
この動画は日本人で初めてシルクドソレイユのパフォーマーになられた奥澤さんの動画です。
こちらの番組でも作品に呼ばれるまでのご苦労が紹介されていましたね。
コルテオ 奥澤
厳しい選考をくぐり抜け、そして作品に空きが出ないと出演が叶わない…
数少ない精鋭が活躍を許された世界でブレイクダンスパフォーマーの座を射止められたのですね。
ブレイクダンスの見所はヘッドスピン!
健太さんがご出演されているご出演されているブレイクダンスの見どころを教えていただけますか?
健太さん:
「そうですね…見どころは二つあるのですが…
まず一つめはソロパート!アクティングの中盤に個人個人のオリジナルのソロパートがあります。個々のパフォーマンスが光る見どころですね。
そして僕が考える一番の見所、それはラストパートの3人でヘッドスピンを回る所です。これは会場も盛り上がりますよ〜!」

<まさにこの瞬間!迫力のヘッドスピンです!>
私も以前拝見しましたが、ソロパートの動きは個性が光りますよね。最後のヘッドスピンは会場も大盛り上がりでしたね!
La Noubaの魅力は美しさと力強さ
ディズニーの敷地内にある唯一のシルクドソレイユのサーカス、La Nouba。なんと18年ものロングラン公演だそうですね。
健太さんから見たLa Noubaの魅力、そして長く愛される魅力とはどんなところでしょうか?
健太さん:
「やっぱり…La Noubaのステージは美しさにあると思います。
細かく言うとメインの演者だけじゃなく、サブの人達の配置まで見え方までもが計算され尽くしています。
近くで見るのも素晴らしいのですが、遠くの席から観るとステージ全体が観れて本当にLa nuba独特の芸術性が感じれて凄くオススメです。見るたびに違った魅力が発見できると思いますよ。
本当にLa Noubaのステージは非日常的空間です!」
芸術的な空間づくりは全て計算を尽くして創られたものなのですね!
健太さん:
「そして見るだけではなく、耳に残る音楽も素晴らしいですよ。
個人的に1番好きなのがラストの”パワートラックアクト”です。
アクロバティックに跳躍するレッドピエロとタイタンの2人でのパートは、2人の息もピッタリで、気分が高揚するような音楽にもマッチしています。
僕が今まで観た舞台のアクトの中でも…ベスト3に入るぐらい好きですね。 本当に力強くて美しいです。」
最後のパワートラックの迫力と音楽のマッチングは素晴らしいですね。私も見るたびに心が躍ります!
音楽が素晴らしくて、サウンドトラックを買ってしまいました(笑)
ゲストと日本館で働くCR生へメッセージ

ディズニースプリングスにあるLa Noubaの専用シアターには、毎晩世界中からゲストが見にこられています。
見にこられるゲストの皆さんへメッセージをお願いいたします。
健太さん:
「シルクドゥソレイユに入団し、そしてステージに立たせていただき、毎日毎日色々な事を日々学んでいると感じています。
自信満々に見えていると思いますが、実は…毎日へこんでます! !そして…毎日「これでよかったのかな?」と自問自答しています!!
それでも観にきてくださるお客様がいるかぎり、自分に出来るパフォーマンスを精一杯やらせていただいてます。
お客様の心に残る”なにか”を残せる自信が僕にはあります!
もし、お時間がありましたらぜひ一度シアターに足を運んでみてください!!」
ありがとうございます!
実はこの対談は、エプコットの日本館で働く方々が多く見られているブログに掲載させていただくのですが……。
健太さんは日本館で働いている方々が日本人なのはご存知ですか?
健太さん:
「えー!そうなんですね!
実は以前、日本館で働いている方だと思うのですが…何人かでLa Noubaを見に来てくださっていました。すごく嬉しかったです!
日本館で働くCRプログラム生へメッセージをお願いします!
日本館で働くCRプログラム生のみなさん!
僕はパフォーマーですが、職種は違えどお客様がいる仕事は全てエンターテイメントだと思ってます。 ディズニーでの仕事も、人生もサプライズ精神が大事です。
僕もみんなも同じディズニーワールドで働くキャストの一員です。
皆で頑張ってエンターテイメント業界を生きぬいていきましょう!!笑」
メッセージ本当に嬉しいです!ありがとうございました!
世界最高峰のエンターテインメント集団、シルクドゥソレイユに入団されているからこそ感じることが、メッセージからひしひしと伝わってきます。
皆さんも是非、深見健太さんのご活躍はもちろん、素晴らしい夢の世界La Noubaのステージを堪能してください!
貴重なインタビューとお写真の提供
私もCRプログラム中に何度もLa Noubaに足を運びました。
今回このような形でLa Noubaを紹介することができ、なんとも感慨深いです。そして…同時になんとも恐れ多いです…!健太さん、とても気さくな方でした!
慣れないオーランドの地で奮闘され余裕もあまりない中で、このようなインタビューにお答え頂き、恐縮至極です。
そして!
実は今回のお写真は全て、以前La Noubaでオープニングアクトの”スキッピングロープ”にご出演されていた、船木勇佑さんよりご提供頂きました。
船木さん、ありがとうございました!
どの写真も同じステージに立ったパフォーマーだからこそ分かる、パフォーマーが最も輝いて見える瞬間を切り取った、ダイナミックな写真です。
こういった記事がこのブログに出せたのも、CRプログラム期間中にできた方々とのご縁のおかげだなあ…と思います。
《追記》映像で見る深見健太さんインタビュー
www.youtube.com
そしてこちらは、船木勇佑さんが作成された深見健太さんのインタビュー映像です。
とてもわかりやすく、そしてコンパクトに健太さんの魅力がぎゅっと凝縮されています。
特にヘッドスピンのパフォーマンスのシーンは素晴らしいので、ぜひご覧いただきたいです。
…残念ながら2017年12月31日をもってLa Noubaのショーは終了します。
私も2017年中にはまたLa Noubaを観に行きたいと思っています!健太さんのステージを見るのが本当に楽しみです。
深見健太さん!船木勇佑さん!ありがとうございました!