火曜の夜にバスを待つ 〜ディズニーワールドで働く〜

三味線の師匠がCRプログラム生としてアメリカのWDWで働いていたブログです

CR卒業生に訊く!「和太鼓活動さくら組の魅力、そしてそこで得た経験とは…」

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こんにちは、hanaeです。

 

前回の記事で紹介しました、CR期間中に学べる本格的な和太鼓の練習について、反響も頂いております。

今回は太鼓が学べるさくら組の活動について、実際に所属されていた先輩にお話を伺うことができました。

 

知られていない活動だからこそ、紹介したい

前回の和太鼓活動の紹介記事をアップした後、頂いた反響の中で、

「和太鼓の舞台に出る…とはどのような経験になるのだろう?」

というご意見がありました。

 

今回は素敵なゲストをお招きしてのインタビュー記事となります。

2014年~2015年にCRプログラムに参加し、さくら組のメンバーとして和太鼓の舞台に出演された、信吾さんにお話を伺うことが出来ました。

 

前後2編に分けてご紹介します。

 

 

インタビューにお答えくださった先輩のご紹介

まず、信吾さんについてご紹介させて下さい。

 

信吾さんは沖縄県出身。2014年9月~2015年10月まで、鉄板江戸の鉄板シェフとして勤務されました。

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<鉄板パフォーマンスを披露する信吾さん>

 

太陽のように明るく人当たりの良いキャラクター、そしてエンターテインメント性の溢れる鉄板パフォーマンスで大変活躍されたCRプログラムの先輩です。

趣味で地元沖縄の伝統楽器である三線を演奏されており、年に2回行われるディズニーのタレントショー”Night Of Stars”でも、その歌声と演奏を披露されていました。

 

 

舞台経験者でもある信吾さんですが、太鼓の練習や舞台では一体どのような経験をされ、また学ばれたのでしょうか…?

前編は信吾さんが練習に行かれるまでの経緯、そして実際の練習のお話などを中心にお伺いしてみました。

 

 

さくら組で経験した二つの舞台

hanae:

「よろしくお願いします!

それではまず、信吾さんの出演された舞台を教えて下さい。」

 

信吾さん:

「私は2つの舞台を経験させていただくことが出来ました。

1つめはフロリダモールでの舞台、2つめはアトランタで行われたJapan Festivalでの舞台です。

 

フロリダモールはCR生のみなさんはご存知ですよね?(笑)」

 

hanae:

「ご存知だと思います(笑)」

 

信吾さん:

「このフロリダモールの舞台は、私の方から「出たいです!」と、座長さんにお願いしました。座長さんからは「信吾の腕じゃ、まだまだだよ!でも、それに間に合うように練習しよう!」とハッパをかけられました。

 

おかげさまで、初舞台はフロリダモールでやらせて頂くことが出来ました。

 

2つめはアトランタで行われたJapan Festivalでしたが、これは卒業公演として座長さんから直接ご出演のオファーを頂戴しました。」

 

練習に行くきっかけは沖縄の伝統芸能から

hanae:

「信吾さんは太鼓の舞台としては2回も出られたということなんですね!

かなりCR生として充実した経験を積まれたと思います。

もともと太鼓の稽古や活動には興味があったのでしょうか?」

 

信吾さん:

「はい。最初から興味があったので、太鼓の練習を始めることになりました。

 

私が住んでいる沖縄県では”エイサー”という伝統芸能があります。これは三線の音やメロディーに乗せて太鼓を叩くのですが、それと似たようなものかな?と思っていたんです。

 

…ですが、実際に和太鼓の練習に行き太鼓を叩いてみると…

左手は叩けないし、細かいリズムは手が追いつかないし…。太鼓だけのシンプルなリズムを覚えることも大変でしたし、始めた頃は自分の不器用さに何度も嫌気がさしました。」

 

 

練習は負担にならなかった…と言えば嘘になる

hanae:

「え!?それは意外でした!

信吾さんは三線やエイサーなどをされていますから、すんなり和太鼓も叩けるようになったのでは?と勝手に思っていました。

 

実際に私もさくら組の練習に行って感じたことですが、終業後に練習に行くのはかなり大変でしたよね?その点は負担には感じませんでしたか?」

 

 信吾さん:

「大変でした!

鉄板江戸は特にどの店舗よりも閉店が遅く、練習が始まるのが夜の12時近くになることもありました。

 

ですが、祭座の皆さんが道場まで送迎して下さったり、毎週木曜日に交流会開いてくれたりしていました。祭座のメンバーさんも一緒なのですが、太鼓のことだけでなく、楽しい砕けた会話もあったりして…そういう息抜きもあったのは嬉しかったです。

あとは、一度始まったら最後までやり遂げなきゃ!という自分の気持ちもありました。

 

…でも、一度休んでしまって…それからまた練習に行ったんです。そうすると、もともと全然出来なかったことが、もっと出来なくなっているんです。

せっかく覚えたことも忘れてしまっていたし…。それでまた出来るようになっても、また休むとゼロに戻っている…。

 

そんなことを繰り返していると、

「無理なんじゃないかな…?」

と自分でも思うようになってきました。」

 

大変だった稽古…信吾さんを奮い立たせたのは先輩と同期の支え

hanae:

「そうですね。仕事も大変ですし、身体にもかなり負担がかかりますよね。

太鼓もリズムを覚えるのが大変で、私も苦労しました。

ですが、落ち込んだり、自分には無理じゃないか?…と思われた信吾さんを、奮い立たせたものはなんだったのでしょうか?」

 

 信吾さん:

「私は練習に行き始めた頃、やる気を出せばなんでもできる!と思っていました。

ですが、先ほども話したように全然思うように出来なかった(笑)自分には才能がないし、身体も弱い…自分には和太鼓は合わないなと思っていました。仕事の負担も大きかったですしね。

 

でも、そこで諦めずに踏ん張れた…自分を奮い立たせてくれたことがあったんです。

それは2つあるのですが、一つは先輩です。

 

私と同じ鉄板江戸で働くサーバーの先輩も、さくら組で太鼓を練習されていました。

私が体調も悪く、しばらく練習を休んでいて…また復帰した時、その先輩が最後の練習の日だったんです。その時の先輩の後ろ姿を見て、そして先輩の格好良い姿を見て、火がついたんだと思います。

 

もう一つは、同期の存在です。

同期が2人、練習に参加していたのですが、彼女たちの存在はかなり大きかったと思います。一人だと多分続けられなかったと思います。」 

 

一人では続けられなかった太鼓の稽古を振り返る

hanae:

「同期の先輩との太鼓の練習ですか…

私もその練習にご一緒させて頂いたのを覚えております!

同期の存在は心強いですよね。」

 

 信吾さん:

「特に私が心を打たれたのは、その同期が始めた頃は自分と同じレベルだったんです。

 

こう言っては失礼に当たりますが、正直なところ、彼女も私同様あまり上手ではなかったと思います。

ですが、彼女もどんどん上手になっていっていました。太鼓を打つ姿が様になって、目をみはるほど上達していました。

 

そんな同期の姿を間近で見れたからこそ、続けられたのだと思います。一人では無理だったと、今でも思います。」

 

 

もともとの目標は舞台に出ること!ではなかった…?

hanae:

「…実はその先輩は、私と同じ寿司シェフだったのです。

確かにその先輩は少しでも空いた時間があれば、トントンとシャリ釜を両手人差し指で叩かれていたのを覚えています。(笑)

 

今までの信吾さんのお話を伺った印象では、「舞台に出ること!」が目標で練習に行かれていたのではないような印象を受けますが…?」

 

 信吾さん:

「いやいや!舞台が目標!だなんてそんな!!

……それは正直恐れ多かったです。

最初から舞台が目標だったわけではなく、同期や先輩に触発されて練習してきたことが舞台につながった…と言う感覚です。」

 

 hanae:

「そうだったのですね!

今回は信吾さんがさくら組の練習に行くまで、そして練習の過程などをお話いただきました。

次回は実際にさくら組で稽古を積まれ、念願の舞台に上がった時のお話を伺いたいと思います。

ありがとうございました!」

 

 

後編インタビュー記事はこちら 

www.hanae-cr.com

 

 

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 ↑さくら組の活動について紹介しています。