火曜の夜にバスを待つ 〜ディズニーワールドで働く〜

三味線の師匠がCRプログラム生としてアメリカのWDWで働いていたブログです

パワフルな女性の生き様を見よ!「アメリカのめっちゃすごい女性たち」読書感想

こんにちは、hanaeです。

 

ディズニーで働いている時に読んだ本の感想を書くコーナーです。

今回は町山智浩さん著「アメリカのめっちゃすごい女性たち」の感想です。

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

 

 

タイトルだけで本の内容がわかる!

これはもうタイトルだけ見て何が書かれているか、内容がもう一目瞭然です!

お分り頂けますけれど、ざっくり紹介しますと

アメリカのめっちゃすごい女性を、芸能人・経営者・政治家・作家・スポーツ選手…とにかくいろんなジャンルから55人紹介していく

という本です。

 

この本はディズニーでの仕事もほとんど終わりかけぐらいの時に読んだかな。もっと早く読んでおけばよかった、と少し思いました。

アメリカ文化をものすごく愉快に知れるので、渡米前の方にもオススメです。

 

映画解説でおなじみの町山さん

町山智浩さん…といえば「映画の人だよね!」と私は思うのですが、皆さんのイメージはいかがでしょうか…?サブカルの大御所?

 

…というより、「町山さんって誰?」という方のために、簡単に説明します。

町山さんはアメリカ在住の映画評論家、ジャーナリストでありコラムニストでもあるお方です。

我が家は有料映画チャンネルWOWOWに加入しているのですが、いつもアカデミー賞になるとこの町山さんが出てきます。映画解説もすごくわかりやすくて、面白いです。

とりあえず、今日本でも大ヒット中のLALALANDの解説をしているURLを貼っておきます。


【必見】町山智浩「ラ・ラ・ランド 原題 La La Land」たまむすび

 

とにかくパワフルな女性に圧倒される一冊

さて、肝心の本の内容ですが、アメリカで活躍する強い女性…というか、もう本当にすごい!かっこいい!!…としか言いようのない女性たちを紹介している内容です。

 

もちろん日本でも知名度の高いすごい女性はいます。例えばヒラリー・クリントンやビヨンセもすごいのですが、この本では若干マイナーな…町山さんの言葉を借りるとすると

「もっと日本の女性にも知ってほしい」

と思った女性をピックアップされています。

 

取り上げられている女性はなんと55人もいますが、その中の一部をご紹介。

  • アメリカのテレビには欠かせない存在のオプラ・ウィンフリー
  • ペプシの天才経営者…仕事着はサリー(インドの民族衣装)のインドラ・ヌーイ
  • アメリカの大手宗教メディアの女帝、ジャン・クラウチ
  • 冤罪の兄を救うためにウェイトレスから敏腕弁護士に…ベティ・アン・ウォーターズ
  • ホームレスからハーバード大学へ、リズ・マーレー
  • ドリーの声でお馴染み!名司会者の勇気あるカミングアウト、エレン・デジェネレス
  • 失業中の元教師から名インタビュアーになったデリー・グロース
  • 貧困と闘病生活から最高裁判事になったソニア・ソトマイヨール

…ちょっと、いま簡単に挙げただけでもパワーがありすぎて、疲れてきました…!

 

アメリカの文化を知るためにも、やっぱり渡米直前に読んでおきたかった!

感想を書くために再読しましたが、いや、これ…

渡米前に読んでおきたかったです!

 

…というのも、アメリカのTVショーや企業のこと…政治的な文化もわかるし、ひいては風俗的な文化が分かるから。

 

日本に例えると、海外から来たばっかりの留学生は「池上彰」とか上沼恵美子とかマツコデラックスのことを知らないですよね?でもそういったいわゆる大衆向けの有名人を知っていると、日本のいわゆる俗っぽ文化が知れてそこからもっと話題や知識の幅が広がる…

 

アメリカの映画とかでも、通俗的な小ネタになるとちょっと意味がわからないところとかありませんか?「え、それ誰?」「それ、どういう意味?」みたいな感覚。そういった通俗的なネタを知るのにも一役買ってくれています。

 

女性の活躍の話も際立ちますが、女性の活躍を通してかい間見えるアメリカの文化が知れて面白いなと思いました!

 

オーランドで働くならクスッと笑える小ネタもあり?!

いま現役でディズニーで働かれている方にも本当にオススメなのが、ちょっとディズニー関係とかオーランドの小ネタもちょいちょい出てくるところなんですよ。

 

例えば同性愛者だというカミングアウトをした名司会者のエレンは、実はピクサーの名作「ファインディング・ニモ」のドリーの声をされています。

経済界の女傑メグ・ホイットマンは実は元ディズニーのエグゼクティヴ。トイストーリーでおなじみの玩具、Mr.ポテトヘッドを再販させて大成功させた過去があります。

 

そして、オーランドに住まれていたらI4*1沿いに、なんかゴテゴテした金ぴかの建物見えません?それ、「ホーリーランド」っていう、キリスト教がテーマのテーマパークなんですよ!!!

そのパークの出資者…というか、経営者は上にも紹介しているジャン・クラウチ。彼女はアメリカ最大手の宗教関連メディアTBNを作った女性です。ホーリーランドにはジャンの等身大パネルがたくさん置かれていると聞き、それだけでももう面白すぎて…行ってみたいなあ…!という気持ちになります。*2

 

 困難を乗り越えて立ち上がった女性たちの姿

この本の痛快なところは…何と言っても女性が力強く立ち上がっていく姿に心打たれ、その姿にワクワクさせられるところです。

さすがに55人も紹介されているので、一人一人の説明が結構ライトで軽快。読みやすさも後押ししてくれてサクサク読めます。

 

そして…実はこの本で紹介されている女性たちは、最初から恵まれた環境にいる女性はごくわずか。ほとんどが貧困、差別、人種障害、寄せられる多くの非難…などの数多くの困難を乗り越え、のし上がって誰よりも強くなった女性なのです。

 

アメリカに住まれているうちにぜひ読んでいただきたい、オススメの一冊です。

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

 

 

そして、明日アカデミー賞ですよね。

町山さんすっごいLALALAND押しだったなあ…。

 

追記:

アカデミー賞、リアルタイムで観ました!

なんとあんなアクシデントがあったとは…!!作品賞は「LALALAND」…ではなく、「ムーンライト」でした。

*1:オーランドを南北に突き抜けるハイウェイの略称

*2:実際ホーリーランドに行ったことのある同期や先輩の話を聞いたことがないので、今度しっかりキリスト教の勉強をして、オーランドに行った時に足を運んでみようと思います。