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火曜の夜にバスを待つ 〜ディズニーワールドで働く〜

三味線の師匠が米国三越CRプログラム生としてアメリカのWDWで働いていたブログです

ディズニー日本館ダイニングコスチュームを描いてみました

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こんにちは、hanaeです。

 

今日はディズニーワールドで…というより、CRプログラムで働かれていた方にはピンとくるイラストを描いてみました。イラストついでに、ディズニーワールドの日本館、ダイニングコスチュームの豆知識を書いてみます。

 

日本館のレストランのコスチューム

…もうお分かりですね!

そうです、ディズニーワールドのエプコット、日本館のレストランのコスチュームです。

レストラン組で配属されている方にはお馴染み、OBさんだと懐かしのコスチュームですよね。

 

左から

  • 鉄板シェフ(鉄板江戸)
  • 鉄板サーバー(鉄板江戸)
  • ゲストサービス(レストラン全般)
  • 東京サーバー(東京ダイニング)
  • 寿司シェフ(東京ダイニング)

※()内は勤務先レンストラン名

です。

 

昔は着物で給仕していた?!

コスチュームはどれも作りとしては作務衣のような作りになっていて、下に黒いパンツを履いています。エプロンは部署によって長さやデザインが異なります。

 

これはかつてのCR生さんから聞いた話ですが、昔は着物を着て給仕していたそうです。

鉄板江戸のサーバー業務を着物で…って、結構大変だと思いませんか?そう考えると今のコスチュームは軽量化されていて動きやすくなっていますね。

 

コスチュームは専用のクリーニングに毎回出す

実はこのコスチューム、毎回専用のクリーニングに出しています。

ディズニーのバックヤードにワードローブと呼ばれる、いわゆる「ロッカールーム」があり、そこでコスチュームを取り、使ったものはクリーニングに出します。

特にシェフの仕事は汚れることが多いので、クリーニングは必須でした。

 

サイズはS,M,L表記で、大きいサイズといってもXLぐらいまでしかなかったなと記憶しています。日本館で働く方は9割がた女性なので、よくSやMサイズのストックが少なかったですね。

 

ゲストサービスの着物は洗える着物!

真ん中のゲストサービスは、さすがお客様窓口なだけあって日本を表す民族衣装、着物での対応です。

この着物は洗える着物、ポリエステル製です。オーランドは暑いですので、単(ひとえ)の小紋でできています。*1

帯は実はフルの長さの帯ではなく、切られて簡単に着られるようになった簡易版の帯です。これもまたポリエステル製です。

帯締め、帯揚げは赤。帯締めは丸の帯締めで「藤結び」という結び方をしています。*2

 

着物がポリエステル製なので、夏場の外の業務は暑すぎます。ですので、夏の間だけ浴衣での対応が許可されているのもこのゲストサービスの衣装の特徴です。

 

鉄板&寿司シェフのシェフハットは毎回使い捨て

鉄板シェフは白くて長いシェフハット、寿司シェフは黒いシェフハットを被っています。これは紙でできていて、毎回使い捨てです。

シェフハットを被る前にヘアネットを被りますが、これも毎回使い捨て。薄い繊維でできた黒いネットです。

シェフハットは頭の部分が長さが調整可能になっています。被っただけでもいいですし、私はずれないようにヘアピンで留めていました。中心がズレていると、すごくマヌケに見えるんですよ…。

 

ネームピン(キャストピン)は左胸に

このイラストには描いていませんが、ネームピンは左胸につけています。ネームピンにはファーストネーム、出身県、出身国が書かれています。

そしてその下にはランゲージピンという、「英語以外に対応できる言語」が書かれています。「英語対応可能!」…というのが前提なのですね…。まったく、私に限って言えば冷や汗が出るような前提です。

日本館だと、オンステージ*3で働くのは日本人ですので、日本語がしゃべれます。ですので「日本語」と書かれたピンがついています。

 

パンツにポケットはついていない

そしてこれはちょっと衝撃の事実なのですが、実は日本館で使用されているコスチュームのパンツは日本館オリジナルです。日本館オリジナルのパンツには、なんと…ポケットが付いていないのです!

いや〜、今だから言いますけど…いえ、現役のときもボヤいていましたけれど、これはけっこう不便でした。だってちょっとしたメモとか入れられないのですよ。

寿司シェフはエプロンにポケットがなかったので、余計に困りました。結局衿の隙間に入れたりしていましたけれど。

ポケットは付けて欲しかったなあ…。

 

私は寿司シェフのコスチュームは大好きでした

私は寿司シェフだったので、一番右の黒いコスチュームでした。

 

黒のコスチュームだったので忍者っぽくてかっこいー!!…という理由で、とても気に入っていました。あと、これはシェフのコスチュームだけですが、右腕部分に日本国旗の刺繍が入っています。

鉄板シェフにも付いていますが、コスチュームの生地が白なので少し目立ちにくい。寿司シェフのコスチュームは黒だから目立つ…そんなところもとてもお気に入りポイントでした。

 

タスキはつけてもつけていなくても別になんともないのですが……。いえ、あの、タスキって、着物の袖が邪魔にならないようにつけるものなので、着物の袖が付いていない寿司シェフのコスチュームにはタスキは不要なのですよね…。そう、ただのお飾りです。でも、そんなタスキも大好きでした。

 

寿司シェフのコスチュームはエプロンがどの部署よりも短いです。そんな短いエプロンをいつも私はハイウエストで結んでいて

「ん?エプロンの位置ちょっと高くない?」

とよく言われていました…。

 

 

今回のイラストは、当時日本館で働いていた時に寮の部屋のリビングで落書きをしていて、

「ここのコスチュームって、こうやったよな〜。」

とルームメイトと話しながら描いたイラストが元ネタでした。

その時ルームメイトに「うまいうまい!」と言ってもらえたのが嬉しくて、一年越しにやっとイラストにできました。

 

余力があればマーチャンダイズ、クイックサービスの衣装も描いてみようかなと思っています。

*1:裏布が付いていない着物のことです。日本だと単の着物は5、6、9月しか着用しません。

*2:この藤結びという結び方は、長めの帯締めで、かつ形状が丸型でないとできません。

*3:お客様の目に見えるところをオンステージと呼んでおります。